2020年度の大学進学率が54.4%に達し、過去最高を記録したことが、文部科学省の学校基本調査(確定値)で分かった。対前年度比では0.7ポイント上昇している。大学の学部入学生に短期大学の本科、専門学校の入学生、高等専門学校4年在学生を合わせた高等教育進学率は前年度を0.7ポイント上回る83.5%で、こちらも過去最高となっている。

 学校基本調査によると、大学進学率は1970年代後半から80年代にかけ、一時的に減少傾向が見られたのを除き、おおむね増加傾向が続いてきた。18歳人口はこのところ、右肩下がりで減少を続けているが、女性の大学進学率増加が目立ち、全体を押し上げている。

 専門学校進学率は24.0%と前年度を0.2ポイント上回り、高等専門学校4年進学率も0.9%と前年度並みだったが、短大進学率は4.2%と前年度を0.2ポイント下回り、長期低落傾向が続いている。このうち、専門学校進学率も過去最高を記録した。

 一方、大学院などへの進学率は2010年度の15.9%をピークに減少傾向が続き、2020年度も11.3%で、前年度を0.1ポイント下回った。これで減少は10年連続となる。

参考:【文部科学省】令和2年度学校基本調査(確定値)の公表について(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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