神田外語グループは、読売新聞社との共催イベントである第9回「全国学生英語プレゼンテーションコンテスト」のエントリー者全員へ今後の大会運営の質の向上を目的としてアンケート調査を実施。その集計結果の一部を公開した。

 コンテスト事務局は、コロナ禍で未だに多くの授業やインターンシップがオンライン上で実施されている状況の中、コンテストへエントリーした全ての学生にアンケートをとることで、問題意識を持つ学生の様々な声を聞くことができると考え、エントリーした全国の大学生ら計1,077名に対し調査を実施、275名からの回答を集計した。アンケート調査は第1回大会となる2012年より開始しているが、エントリー者全員へ実施するのは今回が初めて。

 調査によると、本コンテストへの参加理由について、最も多かったのが「自分の英語スキルを試したかった」69.1%で、例年比1.4倍に増加。コロナ禍による英語力を試す場の減少が背景にあると考えられる。続いて、「コンテストを通じて英語スキルを更に磨きたかった」58.5%、「大勢の前でプレゼンを経験したかった」45.5%と、コロナ禍に左右されず英語のスキルや自身の可能性を伸ばしたいと考えている学生が全国にいることが判明し、日本の学生の底力が見える結果となった。

 3つのテーマのうち最も多く選択されたのは『これからの時代に必要な教育のあり方を提案』48%。選択した理由として、「一番身近に感じたため」、「コロナの影響で現在の教育では不十分であると感じているため」、「コロナにより学校の教育制度が多様化されると考えたため」等の意見が挙がった。

 また、4割以上の学生がオンラインでの開催となった2次予選に「満足している」と回答したが、「実力を発揮できた」と感じたのは48%、「発揮できなかった」が52%と意見が2極化した。プレゼンテーションの仕方に違いを感じた学生は87%と高く、その理由として「ジェスチャーが隠れてしまう」「アイコンタクトができない」「オーディエンスの反応を見にくい」などの意見が多く挙げられ、オンラインでイベントを開催する上での課題が浮き彫りになった。

 「全国学生英語プレゼンテーションコンテスト」は、グローバル社会での活躍を期待される学生たちのスキルアップの場として2012年より開催されている。エントリー者は3つのテーマの中から1つを選び、応募。例年であれば2次予選及び本選(決勝)は対面形式でプレゼンテーションを実施するが、今回はコロナ禍により、2次予選はZoomを活用したオンライン開催、本選(決勝)のみ対面形式での開催となった。

参考:【神田外語大学】新型コロナウイルス禍における学生生活に関するアンケート結果を一部公開 ~第9回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト エントリー者を対象に集計~

大学ジャーナルオンライン編集部

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