横浜国立大学は2021年度の入学式開催の中止を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためで、緊急事態宣言が発令されている中、大学がある神奈川県の感染状況が予断を許さない状態とみて判断した。

 横浜国立大学によると、入学式は4月7日に開催を予定していた。しかし、新型コロナの新規感染者数は減少傾向にあるものの、下げ止まり傾向が見られるほか、英国株、南アフリカ株などの変異株の感染拡大も懸念される状態が続いている。

 横浜国立大学の長谷部勇一学長は「人生の新しいスタートとなる入学式を心待ちにしていたと思うが、安全確保と感染拡大防止を最優先に考え、中止決定に至ったことを理解してほしい」とホームページで呼び掛けている。なお卒業式は3月25日、常盤台キャンパスにて各学部・大学院ごとに分散開催する予定。

 神奈川県によると、新型コロナ感染者は県内で4万6,000人余りが確認され、2度目の緊急事態宣言が発令中の2月末から3月上旬にかけて1日当たり100人前後の感染者が見つかっている。神奈川県は現状を宣言解除の要件を満たすステージ2レベルとみているが、新規感染者数が前週比で微増となる日もあり、依然として予断を許さない状況との見方を示している。

参考:【横浜国立大学】令和3年度入学式の中止について

横浜国立大学

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大学ジャーナルオンライン編集部

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