千葉商科大学と毎日新聞出版株式会社は、経済の発展や人材育成、学術の振興および出版文化の振興に寄与するため、包括的な連携・交流・協働に関する協定を2022年7月21日に締結した。
変化する社会に応じた実学教育を実践している千葉商科大学は、オンデマンドの活用など講義方法の多様化・高度化の中で外部ノウハウの導入によるデジタル教材の開発などを模索。一方、毎日新聞出版は大学等との連携による教育コンテンツの充実を検討しており、この両者の利益が一致し、連携協定を締結することになった。
今回の包括協定の締結により、オンデマンド講義で活用できる映像素材の提供や毎日新聞出版のもつ教育コンテンツ制作のノウハウ、映像制作技術を活用したデジタル教材の共同開発を行う。そのための実験段階として、外部の方を対象とした公開講座向け教材の開発や、現在の講義での映像素材の部分的な利用なども検討している。
また、毎日新聞出版が展開する多彩なコンテンツを活用した教育研究に関する情報発信の強化、キッズ起業塾の共同開催やインターンシップ等を通じた人材の育成など、相互がもつ人的・知的資源の活用を図る。
参考:【千葉商科大学】毎日新聞出版株式会社との包括協定を締結 デジタル教材の共同開発・人材育成・教育研究の発信等(PDF)