千葉大学先進科学センターは、国際物理オリンピックの予選でもある「物理チャレンジ」挑戦者のための講座「君も物理チャレンジを!2023」を開催する。
物理チャレンジ(第19回全国物理コンテスト 物理チャレンジ)とは、20歳未満で大学などの高等教育機関に入学する前の高校生や中学生を対象とした全国規模の物理コンテスト。成績が優秀な参加者は、翌年の国際物理オリンピックに日本代表として派遣される。
千葉大学先進科学プログラム(飛び入学)では、「物理チャレンジ」の1次選考通過者に対し、特別選抜の選抜方式Ⅰ(物理学関連分野・工学関連分野)の課題論述を免除している。2025年度(令和7年度)入学者選抜から、千葉大学理学部物理学科の総合型選抜において「物理チャレンジ」の第1チャレンジに参加した者を対象とする選抜を行う。
講座は、2023年4月29日から5月7日まで全4回。千葉大学教授らが講師を務める。物理チャレンジ第1・第2チャレンジ、物理オリンピックの過去問を使った模擬テストとその解説、物理チャレンジ第2チャレンジの実験問題を使った実験課題の実施およびレポートのまとめ方の指導を行う。
講座受講料及び参加者の入館料はともに無料。参加者の募集期間は、2023年3月13日(月)~4月24日(月)。募集人数は先着26名とする。応募方法はメールに① 氏名(ふりがな) ② 学校名 ③ 4月からの学年④ 連絡先メールアドレス⑤ 電話番号(連絡がつきやすい番号)を記載し千葉大学高大連携支援室に送信する。原則高校生を対象とした講座のため、中学生の受講希望者は応募前に問い合わせが必要となる。
「君も物理チャレンジを!2023」実施概要
第1回:令和5年4月29日(土・祝)10:00~17:00 開講式、実験講座、レポート書き方指導
第2回:令和5年4月30日(日) 10:00~17:00 実験レポート講評・指導、理論問題(力学)
第3回:令和5年5月 4日(木・祝) 10:00~17:00 理論問題(電磁気)
第4回:令和5年5月 7日(日) 10:00~17:00 理論問題(波動、熱、現代物理)、閉講式
【実施場所】
4月29日、4月30日 千葉市科学館
5月4日、5月7日 千葉大学理学部2号館
【講師(予定)】
千葉市科学館館長 井上厚行
千葉大学教授 松元亮治、中山隆史、大栗真宗、音賢一
千葉大学特任教授 花輪知幸
千葉大学特任准教授 橋本稔克