2018年8月2日、昭和大学と東京農業大学は東京農業大学世田谷キャンパスで包括連携協定を締結した。 医療・農業・バイオ技術等の分野における充実及び発展を図るとともに医農連携を推進していく。

 昭和大学の創立者である上條秀介博士は、学問・研究に偏重せず臨床に関われる医療人を養成すべきという理念のもと昭和大学を設立。東京農業大学の初代学長横井時敬博士は建学の精神「人物を畑に還す」、教育の理念「実学主義」を掲げて農業後継者・地域社会の担い手の養成を目指した。

 このように、昭和大学と東京農業大学の両大学は建学の理念においてともに実学を重視。また、医学・農学ともに生命に関する研究をしていることから、お互いの理念を共有しながら人材養成などに励んでいこうと今回の包括連携協定締結にいたった。

 今後両大学は、医療教育、農業教育、生物科学教育及び生命科学教育の質向上、学生の感性の涵養の支援、学術交流及び共同研究に関することなど、医農連携を推進していく。

参考:【昭和大学】学校法人東京農業大学と包括連携協定を締結しました

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ベストティーチャーから学ぶ「実学主義」のもと、「生きる力」を育む

東京農業大学は、3キャンパスの6学部23学科、約1万3000人の学生を有する国内最大級の生物系総合大学です。1891年の創設以来、教育研究の理念である「実学主義」のもと、社会に貢献できる人材を育成。時代の要請に応え、生命、食料、健康、環境、資源、地域、グローバ[…]

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