埼玉工業大学は、深谷市の主催したシニア世代対象の「アクティブシニアのためのSNS活用講座(全6回)」に協力し、地元の社会連携活動を行った。
深谷市の「アクティブシニアのためのSNS活用講座」は、55歳以上の市民を対象に、SNS(LINE、フェイスブック、インスタグラム)の使い方を学ぶ全6回の講座。シニア世代の市民がSNSを活用することで、交流やコミュニティの活性化、さらには脳の活性化や認知症予防につながればと市が企画した。
埼玉工業大学では、この企画に協力するため、井門俊治特任客員教授をはじめ情報系の客員講師陣と女子学生を中心とした学生によるティーチングチームを結成。女子学生たちはシニア世代でも簡単にSNSが活用できるよう、手作りのわかりやすいテキストを作成した。
講座では、スマホやSNSを利用するのは初めてという参加者も多かったが、先生役の若い学生達がスマホの操作やSNSの基本知識などについて丁寧に指導し、参加者たちは、LINEを使って参加者同士、家族、仲間と連絡ができるようになった。講座最終回の2019年1月16日には、深谷の魅力を発見して投稿するバス・ツアーを開催。参加者はこれまでの講座で学んだことを使ってSNSを楽しんだ。埼玉工業大学では、今回の経験を活かし、今後も地元・深谷市の様々な情報活用を支援する活動に協力していくという。
参考:【埼玉工業大学】埼⼯⼤、連携機関と共同で次世代インターネットの中核⼈材を養成~地域産業の活性化に向け、ネットを活用する人材養成を産学官連携で展開(PDF)