千葉商科大学人間社会学部・勅使河原隆行教授のゼミナールと京成グループの京成ストアが連携・協力し、2024年7月11日(木)より、リブレキッチン国府台店において「Z世代プロデュース売場」の展開を開始する。
勅使河原ゼミナールは、ソーシャルワークの考え方を基本とし、地域活性化に関する研究活動を行っている。少子高齢化に伴う地域の衰退、人口の減少など、地域が抱える課題の解決に繋がる取り組みや、SDGsをテーマに千葉県産の原料を使った商品開発の実績が多くある。
産学連携による「Z世代プロデュース売場」は、京成ストアではZ世代の「堅実な金銭感覚」「失敗したくない」「タイムパフォーマンスを重視する」などの志向や行動パターンを取り入れた新たなマーケット開拓やビジネスチャンスを、学生らはビジネスの現場体験によって大学で学んだ理論に基づいて実践する機会を得て協働で地域の魅力創出を目指す。
売り場を担当するのは勅使河原ゼミナールに所属する3、4年生計36名。最初の共同企画は「グミ」売場の展開で、学生達は味や食感、パッケージなどを評価し、商品選定や手書きのポップ、オリジナル販促物の企画、おすすめポイントのPRや売場作りにも参加する。その後もテーマを変更した売場展開を継続するとともに、地域の産品を活用した商品の開発にも取り組んでいくという。