明治大学は、先端数理分野での共同研究を推進するため、日本、フランス、韓国、台湾の著名な大学、研究機関と国際研究ネットワークを設立することになり、東京都中野区の明治大中野キャンパスに共同研究参加機関の研究者らを集めて協定書に調印しました。2018年までかけ、生物、化学、医学システムに現れる複雑現象を数的解析やモデリング・シミュレーションを用いて解明するとともに、理論開発を推進します。
今回の国際研究は、フランス国立科学研究センターが提供する事業で、テーマは「生物と数理の融合研究プロジェクト」。明治大先端数理科学インスティテュート副所長の三村昌泰特任教授をプロジェクトリーダーに据え、本格的な共同研究を進めていきます。明治大はこの共同研究を現象数理学に関する国際ネットワークの一環として位置づけています。