株式会社リクルートが提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』は、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者を対象に、目標を達成するための能力を自らが持っていると認識すること=“自己効力感”についてアンケートを実施し、その結果を公表した。有効回答数694人
調査によると、『何かに挑戦するとき、今の自分に「自分ならできる!」という自信があるか?』の問いに「はい」と回答したのは73.2%。10人中7人以上が自信があるという結果に。スタディサプリ進路ブック』の金剛寺千鶴子編集長は、自信の有無を尋ねられた時に「自信がある」と回答する比率が低いのは、“日本人の奥ゆかしさ”などといわれてきたが、現役高校生は違うようだと解説している。
さらに「良い人生に自信は関係あるか?」の問いには 78%が「はい」と回答。その理由には「自信を持っている人は挑戦をしてキラキラしている」「自分を強く持つことで周りからも認められる」などを挙げ、自信は自分に良い影響を与えると捉えていた。中には、大人の背中を見てそう考えたのだろうと思われる理由もあり、高校生の生の声からは挑戦する大人から影響を受けていることも感じられる。
『自信をもつことに影響を与えるものは何か?』の問いには、1位「勉強を頑張っていること・良い成績が取れたこと44.4%」、2位「友人・家族に褒められたこと28.4%」、3位「部活を頑張っていること・良い結果を残せたこと26.2%」がトップ3だった。『自信をもつことに【強く影響する人】は?』の問いは、1位「高校のクラスメイト・友達43.4%」、2位「中学生時代までの友達31.3%」、3位「保護者22.8%」だった。保護者や友人からの言葉で自分への自信を得られている様子が見られ、保護者や友人との間に、ポジティブなコミュニケーションがあるようだ。
「受験・進学に対する、自分ならできるという自信の度合いは何パーセント?」という問いでは、中央値「60%」の結果となった。『保護者からかけてもらった言葉で自信がついた言葉』の1位は「頑張ったね、頑張ってるね43.7%」2位「〇〇なら出来る27.5%」3位「大丈夫24.8%」だった。