昭和女子大学が行っている「ダブル・ディグリー・プログラム」修了生が107名に達した。また、同プログラムでオーストラリアのクイーンズランド大学に留学していた2名が2024年12月に同大学を卒業し、2025年度には初のクイーンズランド大学とのプログラム修了者を輩出する予定。
「ダブル・ディグリー・プログラム」では、昭和女子大学で2年半から3年間、海外の協定大学で2年間学び、両大学の学位取得を目指す。開始当初は国際学部の学生を対象としたプログラムだったが、2022年秋からはビジネスデザイン学科の学生もテンプル大学ジャパンキャンパスに留学可能となり、より多くの学生がダブル・ディグリー取得に挑戦する機会を得ている。
参加を希望する学生は、1年前期からプログラム用の授業を履修し、成績と語学力の基準を満たしたうえで、海外の協定大学へ留学する。留学中の授業料は昭和女子大学の学納金から充当や奨学金制度など経済的支援を提供している。このプログラムでは、英語、韓国語、中国語などの外国語を使って、文化や歴史、社会などの専門分野を、現地の学生と同じカリキュラムで学ぶ。高度な外国語運用能力はもちろん、多様な学生と協働学習することにより、国際的な現場で活躍するために必要な精神力や多文化コミュニケーション能力が鍛えられる。
<昭和女子大学 ダブル・ディグリー・プログラム> 2025年1月現在
【中国】上海交通大学:2014年度開始、修了者累積71名
【韓国】ソウル女子大学校:2017年度開始、修了者累積10名
【アメリカ】テンプル大学ジャパンキャンパス:2020年度開始、修了者累積16名
【韓国】淑明女子大学校:2021年度開始、修了者累積10名
以上、修了者 計107名
【オーストラリア】クイーンズランド大学:2023年度開始、協定校卒業2名、留学中1名
参考:【昭和女子大学】修了生が100名突破「ダブル・ディグリー・プログラム」 独自の留学制度でクイーンズランド大学も卒業