2025年2月5日、麻布大学とアイペット損害保険株式会社はwebコンテンツ「相模原市に注目!うちの子おでかけマップ」をリリースした。両者は「イヌを介した人のつながりの強化とウェルビーイングの向上」に関する研究推進のため、2024年12月に共同研究契約書を締結。今回のコンテンツ提供はその取組みの第1弾となる。
麻布大学獣医学部動物応用科学科・介在動物学研究室の菊水健史教授は、研究の一環として一般社団法人相模原市獣医師会と共同で、ペット飼育者が交流する場を増やすための取組みを実施している。一方、アイペット損害保険株式会社は、経営理念として「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会をつくる」を掲げており、連携を機に、人と人とのコミュニケーションを活性化することで地域全体のウェルビーイング向上を促進する取組みを行っている。
今回リリースした「相模原市に注目!うちの子おでかけマップ」は、ペットとのお出かけの様子を飼育者が投稿・共有できるwebコンテンツで、地図上で該当地点を選択し、写真やおすすめ情報といったコメントを投稿することができる。地図上にはその他にも公園、動物病院、ペットサロン、ペット同伴可能な飲食店情報など、ペットとの日々を充実させるための役立つ情報を掲載。会員登録不要で誰でも気軽に投稿、閲覧できるので、地図やハッシュタグから、ペットと一緒に楽しめるおでかけスポットを探すことができる。他の飼育者の投稿を通じて、いつもと違う場所に赴くきっかけや新たな出会いのきっかけが生まれることも期待している。
また、麻布大学は、3月29日(土)・30日(日)に「麻布大学・Oneマルシェ」を開催する。このイベントは、文部科学省・日本学術振興会の助成を受けて開催するもので、飼育者同士のネットワーク形成や、地域の商店街や住民との接点形成などを通じて、最終的に地域のウェルビーイングが向上するかを科学的に明らかにする。アイペット損害保険株式会社では、ブース出展を行う予定。
参考:【麻布大学】【相模原市エリア】「うちの子おでかけマップ」本日リリース! ~ペットと楽しめるおでかけスポットの投稿・共有を通じて地域を活性化~