2024年2月14日、麻布大学は熊本県の蒲島郁夫知事を迎え、セミナー「逆境の中にこそ夢がある」をオンラインで開催する。農業や畜産にも豊富な知識と経験を有する蒲島氏から、今後の日本社会とそれを支える人材及び産業のあり方を学ぶ。

 蒲島氏は1947年 熊本県生まれ。高校卒業後、農協職員となり農業研修生として渡米、 ハーバード大学大学院で政治経済学を学んだ経歴を持つ。その後、東京大学法学部教授などを経て2008年熊本県知事に就任、現在4期目となる。

 今回のセミナー「逆境の中にこそ夢がある」では、幼少時代から極貧生活を送り、高校では落ちこぼれだったという蒲島氏が熊本県知事へと至る半生と、知事就任後、熊本を襲った大災害からの創造的復興の取組みを通じて「県民総幸福量の最大化」という目標にまい進する蒲島県政の政治哲学と具体的な取り組みを紹介する。

<麻布出る杭プログラムSDセミナー『逆境の中にこそ夢がある』>
日時:2月14日(水) 10時30分~11時30分(質疑応答含む)
会場:オンライン開催(Zoom)
費用:無料
対象:学生、大学関係ほか誰でも参加可能
定員:先着500名
申込: 2月13日(火)17時までに専用申込フォームから申し込む

本セミナーは「麻布出る杭プログラム」の一環で開催する。「麻布出る杭プログラム」は麻布大学が文部科学省より全国大学で唯一採択された「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」で、高校から大学、大学院へのシームレスな学びの環境を用意することで、意欲ある人材に幅広い先端教育の機会を提供している。

参考:【麻布大学】麻布出る杭プログラムSDセミナー「逆境の中にこそ夢がある」を開催します

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麻布大学のルーツは、明治23年(1890年)、與倉東隆によって東京の麻布(現 港区南麻布)に開設された「東京獣医講習所」にさかのぼります。1950年に麻布獣医科大学として開学、1980年に麻布大学に改称。麻布大学では建学の精神「学理の討究と誠実なる実践」のもと[…]

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