テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、2025年秋学期より、TUJで初となる学部課程の「オナーズ・プログラム(Honors Program/優秀学生プログラム)」と、「英語指導法修了証書プログラム」を開始する。これらと合わせて、心理学科の内容もさらに拡充する。

 「オナーズ・プログラム」は、知的好奇心、コミュニティ意識、社会に働きかける勇気、そしてリーダーシップを養い、充実した学業および課外活動を通じて、学生が世界に影響を与える人材となることを目指す。新入生は全員応募することができ、在学生や編入生も最初の学期を終えた後に応募が可能。2025年1月に開設されたTUJ京都においても、オナーズ・プログラムの科目が提供される予定で、東京の学生や海外からの留学生にも学びの機会を広げる。

 「英語指導法修了証書プログラム」は、英語教育の現場で広く知られるテンプル大学大学院教育学研究科の教員が授業を担当し、実践的な指導法と英語教育の確かな基礎力を養成する。バイリンガル人材が求められている日本においては特に、学生に就職市場での高い競争力をもたらす。同大学院では、修士課程(MSED in TESOL/英語教授法)および博士課程(PhD in Applied Linguistic/応用言語学)を提供している。

 また、テンプル大学の心理学科はUSニューズ&ワールド・レポートの学部課程部門の心理学科ランキングでは68位にランクインしている。TUJでも学部課程の心理学科(Psychology)に新設科目と履修単位を増やし、より深く、焦点を絞った教育を提供する。

参考:【テンプル大学】テンプル大学ジャパンキャンパス、2025年秋学期よりオナーズ・プログラムと英語指導法修了証書プログラムを開始

テンプル大学ジャパンキャンパス

日本で最も歴史の長い外国大学日本校

テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、1982年東京に開校。日本の外国大学のなかで最も古く、最大規模の学生数およびプログラム数を有する。 日本で入学、卒業ができる唯一のアメリカの州立総合大学および研究機関であり、TUJ学生は米国本校から直接、単位・[…]

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