テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、学生の学術的・実践的な英語力を高める「アカデミック・イングリッシュ・プログラム(AEP)」において、昭和女子大学との連携を一層強化することとなった。
TUJは、国内最大規模かつ最長の歴史を持つ外国大学の日本校として、米国式の大学教育を提供する使命のもと、各大学や地方自治体との連携を積極的に進めている。その代表例がAEPであり、多様な学習者を対象に幅広い内容・形式の英語講座を展開する。6週間および10週間の学期制や短期集中型など、目的や期間ごとに選べる豊富なプログラムを用意し、大学・大学院への学術的到達や学生主体の実践的な学びへと導いている。
このたび、昭和女子大学とAEP受講生拡大に関する新協定を結び、協力体制を一段と深めた。協定の対象は昭和女子大学国際学部国際教養学科および国際学部国際学科の学生であり、2026年5月からは年間約200名の学生がTUJのAEPを受講する予定となっている。うち5月から7月に国際教養学科の学生約80名、9月から11月には国際学科の学生約110名が参加予定だ。いずれのAEPも昭和女子大学で正規単位として認定され、単独の高等教育機関がTUJのAEPを学位プログラムに正式導入する事例としては過去最大規模となる。
TUJのこうした取り組みは昭和女子大学との連携にとどまらず、他大学・自治体へも拡大している。これまで明治大学や武蔵大学と連携協定を結び、大妻女子大学や獨協大学、明治学院大学、弘前大学など計20校以上から学生を受け入れてきた。一部大学ではAEP受講を支援する奨学金も設定されている。さらに、TUJは地方自治体とも包括的な連携を進め、教育委員会等と英語教員向けの研修プログラムも展開している。近年は学生数の急増とともにTUJの認知度も高まっており、2006年以降は東京都港区、2022年からは世田谷区・山梨県・長崎県・愛媛県・京都府・京都市と連携協定を締結し、2024年11月には大阪府教育委員会とも協定を結んでいる。
参考:【テンプル大学】テンプル大学ジャパンキャンパスのアカデミック・イングリッシュ・プログラム、昭和女子大学との連携を拡充 - 国内の大学・自治体との連携をさらに強化