新時代に不可欠なデジタル分野やキャリア分野を充実。さらに「経営学×好きなこと」で夢をかたちに
新たな経営学部では、伝統的な経営の3分野に加えて『デジタルビジネス』『いきいきキャリア』の2分野を拡充する。これも同大学ならではの特色だ。
「この2つの分野は、将来の自分の可能性を拡げる『未来に生きる学び』と位置づけています。たとえば、これからの経営を語るうえで、DX(デジタルトランスフォーメーション)への理解は欠かせません。そこで本学の経営学部では、AI技術やビッグデータの実践的な活用法や、デジタル技術の修得など、文理融合型の学びを目指すことにしました。また、就職することがゴールではなく、生涯にわたって何度も転機を経験する時代です。常に学び直し成長を続け、変化に対応できる土台を形成するため『いきいきキャリア』の分野を充実させました。この分野ではすべての学修において、“生涯にわたり発達するキャリア”という考え方を取り入れています」
また、クロスオーバー制を導入している同大学では、経営学部の科目だけでなく、現代社会学部、国際日本学部、建築&芸術学部など、広く分野をまたいだ講義を自由に履修できるのも魅力だ。たとえば、日本の漫画をwebで世界に発信したいと考えるなら「デジタルビジネス×映像・アニメーション」、消費者心理を理解して新しい商品・サービスを企画したいと考えるなら「マーケティング×心理学」、街づくりや地域活性化に興味があれば「経営×観光・地域マネジメント」といった具合に、自分だけの学びをコーディネートできるのだ。
「経営学は、夢を実現させるための学問です。観光、デザイン、漫画、日本文化など、好きな分野や興味のある分野があれば、他学部の講義で自分の「好き」を探求し、それを経営学の知識を生かして、実現していってほしいです」と、北村教授はエールを送る。
経営学部の定員は170名を予定。少人数制をとることで、教員との距離が近く、質問や相談のしやすい環境を整える。まさに、これからの時代を自分らしく働き、生き抜ける力をつけるべく「一人ひとりを手塩にかける」教育となりそうだ。
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