英語でリベラルアーツを学ぶ
国際共生学部国際共生学科を開設

 キャンパスには世界約40か国からの留学生が集い、国際色豊かな環境に触れられる関西外国語大学。創立以来、「国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成」と「公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応えていく実学」を建学の理念に掲げ、国際社会で活躍する人材を数多く輩出してきた。

 こうした実績を土台に、さらなるグローバル人材の育成を目指し、2023年4月に開設するのが、国際共生学部国際共生学科だ。予測困難な時代のなかで、国際社会が抱える諸問題を、様々な文化的背景や価値観を持つ人たちと協働して解決していくために必要な知識やマインドを育てることに主眼を置いているという。

国際共生学部国際共生学科長に就任予定のリンダ・ボアカー教授は、新学科設立への期待をこう明かす。

 「私が、考えるグローバル人材としての要素は3つあります。1つはグローバル社会を理解する知識。2つ目はマインドセットです。日本語にすると“考え方”でしょうか。社会のために何か貢献をしたいという情熱と、個人レベルでの内的な成長、両方をめざすという考え方を持ってほしい。そして、3つ目は、実際に行動を起こすこと。

 国際社会の問題について考えたり、仲間と話したり、ニュースを読んだりすることも大切ですが、そこで終わるのではなく、実際に一歩踏み出す行動力を身につけほしいのです」

 同学科では、授業の大半を外国人教員が担当し、全て英語で行う。グローバル社会で活躍するには、英語で考え、コミュニケーションをとることが求められる。そのため、4年間で実践的な英語力を身につけるのが狙いだ。また、定員100名のうち30名は北米からの編入学生を予定しており、日常的に英語を使いディスカッションを行う環境に身を置くことができる。

 

 

国際社会での自身の役割を見出し、知識と実践で社会に変化をもたらす人材に

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関西外国語大学

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大学ジャーナルオンライン編集部

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