ビズリーチ・キャンパスをハブに、キャリア支援の体制を強化

ビズリーチ・キャンパスを導入する優位性に関してたずねると、平井氏は「セキュリティ管理」と「機能性」の2つの側面を挙げた。

「セキュリティ管理に関しては、学生やOB/OGの個人情報を一元管理しており、お互いの個人情報を知らせることなくOB/OG訪問を実施できること。また、メッセージログを24時間監視するなど、トラブルの防止策も講じていると聞きました。非常に盤石な体制であり、セキュリティ管理に関しては一切の不安を感じていません」

「機能性に関しては、学生とOB/OGのマッチングややりとりをオンライン上で行える点を評価しています。学生はいつでも気軽にOB/OG情報を入手し、OB/OG訪問を成立させることができます」と、平井氏。

窓口に来た学生に対面で対応していた時期と比べると、職員の負担軽減にもつながり、「省力化」もビズリーチ・キャンパスを導入する大きなメリットだという。

今後、進路・就職センターはビズリーチ・キャンパスを軸に、キャリア支援の体制をさらに強化していきたいと考えている。

「本学には卒業生で組織されている『校友会』や、大学部会の『在校生就職支援委員会』があり、それぞれが独立した組織として、就職支援の取り組みを進めてきました。ビズリーチ・キャンパスをハブにすることでこれらの組織との連携を密にできるようになり、より良いキャリア支援につなげていけるのではないかと考えています。

たとえば進路・就職センターが管理している就職アドバイザーは比較的年代が若く、逆に校友会から参加するOB/OGは経験豊富な社会人が多い傾向にあります。校友会所属のOB/OGに加え、ビズリーチ・キャンパスに登録するOB/OGの双方のネットワークにより、学生たちは幅広い年代・多様なキャリアを持つOB/OGと接点をつくることができます。

また、校友会や在校生就職支援委員会との連携により、イベントの内容にも厚みを持たせることができると考えています。そうなることで学生は、転職や独立・起業なども視野に入れて、長期的な視点でキャリアについて考えることができます」と、平井氏は期待している。

「校友会にも働きかけて登録者数を増やし、OB/OGの層を厚くしていきたいですね」(平井事務部長)

有意義な学生生活を送り、卒業後の可能性を拡げてほしい

これまで紹介してきたように、青山学院大学では学生一人ひとりの意志を尊重したキャリア支援を低学年次から行ってきた。平井氏は、「ビズリーチ・キャンパスの導入が、学生たちがキャリアの選択肢を広げる一つのきっかけになってほしい」と願っている。

「まだ社会に出ていない学生の場合、どうしても知名度の高い企業を中心に検討する傾向があります。しかし世の中には、知る人ぞ知る優良企業が多数あります。学生が早い段階からビズリーチ・キャンパスを活用し、OB/OG訪問を通じて多様な業界や仕事、働き方とそこで働く人を知ることで、キャリアの新たな可能性に気づくでしょう。私はこの点にこそ、ビズリーチ・キャンパスを導入する最大のメリットがあるように思います」(平井氏)

学生にとって就職は、社会へと踏み出す第一歩となる。だからこそ、平井氏は学生一人ひとりに対して、「興味ある学問を探究し、サークル活動やボランティアなどさまざまなことに挑戦しながら有意義な学生生活を送ってほしい。そのうえで、ビズリーチ・キャンパスを有効に活用し、卒業後の進路の選択肢を拡げていってほしい」と願っている。

青山キャンパスの進路・就職センター。同センターでは、学生が希望をもって社会に羽ばたけるよう支援している。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ビズリーチ 新卒事業部(ビズリーチ・キャンパス)
以下のフォームよりお問い合わせ下さいませ。
https://bizreach.biz/service/campus/contact/

 

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