星槎道都大学　美術学部建築学科では、「高校生高校生住宅設計コンクール」を開催し、高校生の皆さんから作品を募集します。
2023年の課題は“地震，雷，火事…災いがおきても兄弟三人が安心して仲良く暮らせる家を設計してください” です。
このまちに、仲の良い兄弟三人が暮らしていました。この兄弟は、とても個性豊かで、三人ともそれぞれ得意なことがありました。この兄弟は、古いけれど大きなお家に、父と母といっしょに暮らしています。この家は、おじいさんが建てた、古くて大きな家です。
ある日このまちを、大きな地震が襲いました。幸いなことに、大きな被害は出ませんでした。しかし、次に大きな地震が来たら、家がつぶれてしまわないか心配です。大きな地慶がきても、つぶれる心配のない家で暮らしたいと思いました。
ある日このまちを、人雨と雷が襲いました。幸いなことに、大きな被害は出ませんでした。しかし、次に大雨が降ったら、川が氾濫して家が流されないか心配です。大雨が降って、川が氾濫しても流される心配のない家で暮らしたいと思いました。
母は、三兄弟を呼びました。そして伝えました。地震、雷、火事が起きても安心して暮らせる家を、みんな仲良く暮らせる家を造ってと。
家族はもちろん、近所の人たちが避難してきても、守ってくれる家を造ってと。兄弟三人は、みんなが安心して、仲良く暮らせる家を造ることに決めました。
この建物は，１棟でも，複数の棟に分散されても良く，また，構造・規模・階数は自由とします。