宇都宮大学(栃木県宇都宮市)では、高校生を対象に、将来グローバルに活躍する科学者やエンジニア、起業家やクリエーターなどを育てるための授業「iP-U」を開講。峰キャンパスでは、2015年8月4日に開講式が行われ、茅野甚治郎副学長が「みなさんの興味、行動力の全てを発揮して、せっかくの学ぶ機会に先生たちにどんどん質問してほしい」と激励。栃木高1年生は「科学者になるという夢に向かってiP-Uで学べることは心躍る気持ちだ。同じ志を持つ新しい仲間との交流も大事にしたい」と決意を述べました。
2年制のスクールで、夏休みや土・日・祝日に授業が開講。1年目は「基盤プラン」として、物理や化学、地学、農業などの専門科目などを学びます。1年目修了後の評価を基に選抜された約10人は、「才能育成プラン」に進み、大学の研究室に所属して、大学教員の指導を受けながら大学院レベルの研究を行い、その成果を世界に向けて英語で発表するのが目標です。
当プログラムの定員は60人程度で、2015年6月末に第1回選考を行い、県内外81人の応募の中から1年生31人、2年生10人、3年生3人の計44人が合格。第2回選考分は、8月31日まで受講希望者を募集。受講費用は無料で、問い合わせは当大学グローバルサイエンスキャンパス事務局まで。