京都大学・人社未来形発信ユニットは、YouTubeライブでリアルタイム・双方向・無料公開する人文社会科学の特別講義シリーズ「京都大学オンライン公開講義 “立ち止まって、考える”」のシーズン3を2021年8月14日(土)から実施する。
コロナパンデミックを共通テーマに据えた京都大学オンライン公開講義の第3弾として、新型コロナウイルスのワクチン接種も徐々に広がり、アフターコロナの社会の再起動が視野に入りつつある中、改めて我々のあり方を考えるための“座標軸”を提供すべく開催。哲学・社会学・倫理学・美学などの講義のほか、新たに観光論・ジェンダー論など、さらに幅広いジャンルの人文社会科学分野の講義を加え、様々な視点から、アフターコロナを見据えた世界を論じる。
また、1人の講師が各々の専門の分野について講義を行う通常授業のほか、異分野の専門家2名によって1つのテーマをそれぞれの視点から深堀りする特別対談も実施。第1弾として、京都大学総長・湊長溥氏、京都大学文学部教授出口康夫氏が登壇し、8月14日(土)に「コロナの医学と老いの医学」について対談する。
「京都大学オンライン公開講義 “立ち止まって、考える”」シリーズはYouTubeで配信され、誰でも申し込みなしで無料参加可能。アーカイブ視聴もできるため、年齢や環境を問わず、誰でも大学の授業が受けられる。また、YouTubeライブのチャット欄に質問やコメントを書き込むことで“私語”を受講者全体で共有し、互いに疑問を補い合いながら参加者全員で授業を作るスタイル。
これまでの講義はメディアやSNSで話題となり、開催から1年間で累計再生数52万回に迫り、大学の講義動画の再生回数としては異例の多さとなっている。また、講義期間は30,000以上のツイートがあり、質の高い講義を無料で視聴できることの喜びや講義を聞いた学びや感想が多く寄せられた。
「京都大学オンライン公開講義 “立ち止まって、考える”」シーズン3は、2021年8月14日(土)~9月25日(土)の期間、毎週土・日、各日2回各1時間(11:00~12:00、14:00~15:00)開講。時間割詳細はwebサイト参照のこと。