7月19日(日)~25日(土)、英ケンブリッジ大学で、日英高校生のためのサイエンス・ワークショップ「UK-Japan Young Scientist Workshop」(主催:クリフトン科学トラスト、共催:ケンブリッジ大学・立教英国学院)が開催されます。ケンブリッジ大で研究する最先端科学者の指導のもと、日英の高校生が協力し、実験、調査、討論を通じて科学による国際交流を行うことを目的として開催され、最終日には参加者がテーマごとに英語によるプレゼンテーションを行います。

 この日英サイエンス・ワークショップは今年で11年目、ケンブリッジ大での開催は6年目となります。英国企業等の支援により、日本からは東北の被災地域の高校生が招待されます。招待されるのは福島県立福島高校、相馬高校、磐城高校、宮城県古川黎明高校、仙台第二高校の5校より生徒22名と教員5名。ケンブリッジ大でのワークショップの前に立教英国学院(イギリス・サセックス州)に宿泊し、同校生徒と共にロンドン研修に参加します。このロンドン研修では、近代生物分類学の礎を築き、進化論について討論が行われた場でもあるリンネ学会や、科学と市民との対話の始まりである王立研究所などを訪れ、ダーウィン、ファラデーなど近代科学の偉人の足跡をたどります。また7月16日には、立教英国学院の提携先であるロンドン大学UCL(ユニバーシティカレッジ)にて開催される福島復興シンポジウムに参加する予定です。

出典:【立教英国学院】2015 ケンブリッジ大学 Science Workshop 特集

大学ジャーナルオンライン編集部

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