2017年6月11日、工学院大学は、新宿キャンパスでオープンキャンパスを開催する。学生が製作し世界大会で準優勝したソーラーカーの車両展示やVR(バーチャルリアリティ)を使用したキャンパス生活の模擬体験など、様々なプログラムが用意されている。

 工学院大学は、2010年度入試から8年連続で一般入試の志願者が増加し、20%を超える女子の入学志願者・入学者比率が全体を底上げしている。その主な要因として、社会のニーズに応じた学部・学科の新設・改組や、“まず語学の修得から”ではなく、“まず海を渡る”ことを最優先し海外の「現場」で様々な経験を積むという、逆転の発想から生まれた「ハイブリッド留学」といった新しい教育プログラムの開発などが挙げられる。

 オープンキャンパスでは、入学を目指す高校生や保護者が大学をより深く知る機会となるよう、現役学生が積極的に様々なプログラムを行い、来場者に「未来の自分」をリアルに感じてもらうことを目指している。例えば、新宿から約40km離れた八王子キャンパスをVRで紹介する情報学部の「バーチャル八王子キャンパス」、建築学部の「1/20スケールで製作した戦後の名作住宅模型の製作展示」など大学での学びを身近に感じられるプログラムや、世界大会へ出場している「ソーラーチーム」、NHK学生ロボコンに出場している「ロボットプロジェクト」など学生の課外活動も紹介する。

 オープンキャンパスへの来場は予約不要で、開催時間は10:00~15:00、受付開始は9:30。また、次回のオープンキャンパスは、2017年8月5日・6日に新宿と八王子キャンパスで同時開催する予定。

工学院大学

伝承を継承しつつ、さらなる進化を続ける大学

2011年の日本初の「建築学部」開設を皮切りに、2015年「先進工学部」創設、2016年「情報学部が従来の2学科体制から4学科体制に、そして、2017年4月には伝統の工学部に「電気電子工学科※」誕生と、常に時代に即した改革を続けています。さらに、八王子キャンパ[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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