東京大学はスウェーデンのストックホルム大学、スウェーデン王立工科大学、カロリンスカ研究所で構成するストックホルム大学群との戦略的パートナーシップを更新した。サステナビリティを共通のテーマとして引き続き、学生交流や共同研究を充実させる。

 東京大学によると、パートナーシップ更新の調印式はストックホルムで東京大学の藤井輝夫総長、ストックホルム大学のアストリッド・ウィディング学長、スウェーデン王立工科大学のシグブリット・カールソン学長、カロリンスカ研究所のオーレ・オッターセン所長が出席して開かれ、文書に署名した。

 東京大学はグローバルキャンパスモデル構想の中核となる戦略的パートナーシップ大学プロジェクトの一環として2017年、ストックホルム大学群と戦略的パートナーシップを結んだ。これまでに合計4回の国際ワークショップをストックホルムと東京、オンラインで開催し、両国に共通する学術的課題に工学、医学、社会科学など多面的な角度から検討を加えてきた。

 さらに、東京大学の工学系研究科とスウェーデン王立工科大学、教育学研究科とストックホルム大学、医学系研究科とカロリンスカ研究所で学部学生、大学院生の相互派遣プラグラムが始まっている。
パートナーシップを更新することでこれまでの取り組みをさらに深化させ、分野融合的、部局横断的な取り組みも推進する。

参考:【東京大学】東京大学-ストックホルム大学群 戦略的パートナーシップ協定を更新

東京大学

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