江戸川大学情報教育研究所では、2022年7月31日(日)13:30~16:00、「第10回情報教育研究会 in 江戸川大学」をZoomウェビナーで開催する。参加費無料。
次世代を担う若者の情報活用能力・問題解決力を育成することが喫緊の課題となっている。江戸川大学情報教育研究所では、これらの課題について議論するための研究会を毎年開催しており、2022年は、「情報Ⅰ・Ⅱ」でも必須となる「データ活用」に焦点をあて、ゲーミングの可能性について考える。また、データサイエンス教育のためのゲーミング教材を紹介し、参加者も体験できる。
今回の研究会のテーマは「問題解決力を育成する情報科の授業をどう実現するか」。研究会では2つの基調講演と研究発表・ワークショップで構成されている。基調講演は、松田稔樹氏(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授 江戸川大学情報教育研究所客員教授)による「SDGsをテーマにした情報Ⅰ『総合演習』用のゲーミング教材(仮)」と、吉川肇子氏(慶應義塾大学商学部教授)による「教育とゲーミング(仮)」。また、研究発表とワークショップでは、テキスト『問題解決のためのデータサイエンス入門』の紹介とゲーミング教材体験を行う。参加希望者は専用フォームからの申し込みが必要。
江戸川大学情報教育研究所は、江戸川大学及び社会の発展に貢献することを目指し、「情報」をキーワードに幅広い分野にわたる教育研究を行っている。各省庁・私立大学情報教育協会・各種学会・教育委員会と連携して、情報リテラシー、論理的思考力、問題解決力、倫理的な態度、これらの力を有する学生を育成することを目標とした活動を実践している。