独立行政法人大学入試センターは、 2023年度大学入学共通テストにおける志願者数等を公表した。志願者数は約51万人で前年度より約1万8千人減った。

 大学入試センターの集計によると、2023年1月に行われる大学入学共通テストの志願者は、前年度より17,786人少ない512,581人となることが分かった。内訳は現役生が436,873人で、浪人生は前年度から5,143人減って過去最少の71,642人となった。

 また、高校卒業見込み者(現役生)のうち、大学入学共通テストに出願した生徒の割合を示す現役志願率は、少子化の進行で18歳人口の減少が進む中、過去最高を記録した前年と同じ45.1%だった。

 共通テスト利用大学・専門職大学・短期大学総数は、870大学で過去最多。前年度より7大学増えた。(公立大学:1大学増、私立大学:2大学増、私立専門職大学:1専門職大学増、私立短期大学:3短期大学増)

参考:【大学入試センター】令和5年度大学入学共通テストの志願者数等について

大学ジャーナルオンライン編集部

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