山形県鶴岡市若葉町の山形大学鶴岡キャンパスで2023年11月1日、食の持続可能性を考えるミートアップイベントが開かれる。山形大学の研究者や庄内地区の生産者、調理人らが集合して食や農業に関する研究を発表し、未来の展望に向けて意見交換する。

 山形大学によると、イベントは1日午後2時から午後5時までで、鶴岡キャンパス1号館が会場。地域内で完結する循環型経済圏の庄内スマート・テロワールに携わる山形大学の研究者、庄内地区の生産者、調理人らの知見を掛け合わせるのが目的で、持続可能な食文化推進の好機にする。

 資源保護や健康増進の観点から持続可能な生産と消費、農業、食文化の確立が世界的に求められる時代になった。山形大学は庄内地区を地域内で完結する循環型経済圏のモデル地区とする取り組みを続けている。今回のイベントは大学と地域の連携を深める契機とし、食の持続可能性を開くための化学反応が起きることを期待している。

参考:【山形大学】11月1日、研究者・生産者・料理人が集い、食の持続可能性を考えるミートアップイベントを開催~庄内スマート・テロワール×食材×調理で探る食の未来~

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。