畿央大学看護医療学科では、開学20周年記念事業として、「看護におけるリフレクション」をテーマに講演会と意見交換会を2023年12月2日に開催する。参加費無料。
看護実践において経験知・実践知を育み、やりがいを獲得するうえでリフレクション(reflection・省察)の意義は大きいとされており、また、リフレクションは現状への挑戦という前向きな行動を後押し、リフレクションによって看護行為が変化すると言われている。
今回、畿央大学では、開学20周年を迎えるにあたり、今一度、リフレクションについて学び、自己の看護実践の振り返りを通して、実践の意味や価値を見出し、これからの看護を考える未来志向の機会にしたいと考え、「看護におけるリフレクション」をテーマにした講演会と意見交換会を企画した。
講演会は、順天堂大学の東めぐみ教授を講師に迎えて行う。東教授は日本看護協会認定の慢性疾患看護専門看護師・認定看護管理者として駿河台日本大学病院、東京都済生会中央病院に勤務。その後日本赤十字北海道看護大学教授(成人看護学)を経て、2023年4月より順天堂大学保健看護学部教授(成人看護学)を務める。臨床での実践、看護師のキャリア開発支援に長年携わり、看護リフレクションに関する講演や著書の出版等、精力的に活動している。
講演会後には意見交換会を開催し、リフレクションを通して明日からの看護につながる元気と勇気を分かち合い、交流を深める。さらに、卒業生対象には看護医療学科の歩みを振り返り、卒業生と教員が交流できる場を設ける。事前予約制のため、参加希望者は畿央大学ホームページより申し込みが必要。
<看護医療学科特別講演会「看護におけるリフレクション」>
日時:2023年12月2日(土)13:00~16:00
会場:畿央大学(来場の際は公共交通機関を利用のこと)
費用:無料