東京工業大学、室蘭工業大学、九州工業大学の3国立大学は、科学技術に関する産学・人材育成連携の覚書を締結した。共同研究プロジェクトや人材育成を通じ、国際的研究水準の達成を目指すとともに、産業の発展を支える人材の育成を目指す。
九州工業大学によると、覚書の締結式は東京都目黒区の東京工業大学大岡山キャンパスであり、東京工業大学の益一哉学長、室蘭工業大学の空閑良壽学長、九州工業大学の三谷康範学長が覚書に署名した。
覚書は共同研究プロジェクトや人材交流の推進、研究成果のオープンイノベーションを通じた社会実装、イノベーション人材の創出に向けた教育体制の確立、海外を含む他大学との連携促進を掲げている。
締結式の終了後は3大学連携シンポジウムが東工大くらまえホールで開かれ、「フード&ヘルス」、「AI」、「航空・宇宙」の3カテゴリーに分かれた分科会で室蘭工業大学しくみ解明系領域の徳楽清孝教授らが各分野の取り組みを発表した。
参考:【九州工業大学】東京工業大学・室蘭工業大学・九州工業大学が科学技術に関する産学・人材育成連携覚書を締結 -日本を横断する三大学、地域の特性を活かし連携-