麻布大学環境科学科の学生たちは、相模原市のアダプトプログラム「街美化アダプト制度」に参加し、歩道の清掃活動を通してゴミの散乱状況を調査・分析してきた。その活動成果を報告しようと、2019年3月26日に、環境カフェ麻布「まちびかスターダスト~SDGsレンズで地域を見る~」を開催する。
アダプト(Adopt)とは「養子縁組する」という意味。アダプトプログラムは、アメリカのテキサス発祥の市民と行政が協力して行う清掃活動を通じたまち美化プログラムのこと。日本でも、このプログラムを取り入れる自治体は全国に広がっており、市民や企業が一定区画の道路や公園などの“里親”となって清掃し、行政はそれを支援する。
麻布大学環境科学科では、相模原市の「街美化アダプト制度」に参加し 学生たちは歩道の清掃活動を行っている。また、清掃活動を行いながら、ゴミの散乱状況の長期的な推移をデータとして計測・分析し、まち美化活動の効果測定の研究に取り組んできた。
今回、その活動成果を報告し、お茶を飲みながら学生と参加者とで環境について語り合う環境カフェ麻布「まちびかスターダスト~SDGsレンズで地域を見る~」を2019年3月26日に開催する。イベント名「まちびかスターダスト」には、きらめく無数の星たち(参加者)が、環境カフェで出会い、一緒に地域を輝かせてゆくことを願って命名。まち美化に興味ある人、実践している人、支援している人、SDGs(持続可能な開発目標)に興味ある人など、子どもから大人まで誰でも無料で参加できる。麻布大学のホームページの申し込みフォームから事前申込みが必要。