2025年2月8日(土)、東京大学と世界的な学術出版社シュプリンガーネイチャーは、2025SDGsシンポジウム「サステナビリティとウェルビーイングのための不平等への取り組み」を開催する。日本の研究者や広範なコミュニティーのメンバーが集まり、不平等と持続可能な開発目標の重要な接点を探求する。参加費無料。

 シンポジウムでは、サステナビリティとウェルビーイングを達成するために、不平等を理解し、それにどのように取り組むべきかを批判的に検討する。SDG5(ジェンダー平等を実現しよう)、SDG10(人や国の不平等をなくそう)、SDG17(パートナーシップで目標を達成しよう)および他のSDGsの接点で活躍する日本の研究者や実務家による発表を行う。Nature編集長であるマグダレーナ・スキッパー氏も登壇する。講演者たちは、研究がこれらの重要な課題に対してどのように公平な解決策を提供できるかについて議論し、また、最先端の研究がどのように包摂的な方法で採用され、政策や社会において実行されるかを探求する。

<SDGsシンポジウム2025「サステナビリティとウェルビーイングのための不平等への取り組み」>
日時:2025年2月8日(土)10:00–13:00(日本時間)
会場:東京大学一条ホール(弥生キャンパス) およびオンライン(Zoomウェビナー)
費用:無料
申込:イベントページにある参加登録のページに必要事項を記入のうえ、要申込
シンポジウムの発表者(登壇順):
白波瀬 佐和子氏(東京大学特任教授、国連大学上級副学長)
マグダレーナ・スキッパー氏(Nature編集長、Nature Portfolioチーフ・エディトリアル・アドバイザー)
馬奈木 俊介氏(九州大学 主幹教授)
石原 保志氏(筑波技術大学 学長)
山口 悦子氏(公益財団法人ジョイセフ 事務局長)
伊藤 たかね氏(東京大学 多様性包摂共創センター (IncluDE)センター長・特任教授)

参考:【シュプリンガーネイチャー】シュプリンガーネイチャーと東京大学、サステナビリティとウェルビーイングのための不平等への取り組みをテーマとするSDGs Symposium 2025を共催

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