東海大学では、入学希望者に少しでも早く大学案内を手に取ってほしいとの狙いで「大学案内」を3月に発行している。2025年3月16日には全国各地でオープンキャンパスが行われ、訪れた人に完成したばかりの大学案内が配布された。なお、資料請求者へは4月上旬以降の配送となる。

 高校生や受験生が大学選びの際に目を通すパンフレット「大学案内」。2024年度版(2023年4月発行)まで、東海大学の大学案内が資料請求者の手元に届くのは、ゴールデンウィーク前後のタイミングだったが、現在は、約1カ月早い4月上旬には入手できるようになった。また、高校2年生(新3年生)が3月のオープンキャンパスに訪れた際、それまでは前年度のパンフレットを配っていたが、新年度版で大学の最新情報を知ってほしいという狙いから、そのタイミングに間に合う発行サイクルになった。全国的に見ても、大学案内が毎年3月に発行されるのは、最も早い時期となる。

 東海大学のキャンパスは、品川と湘南をはじめ、札幌、伊勢原、静岡、熊本、阿蘇くまもと臨空に所在している。大学案内では、静岡キャンパスで有人潜水調査船「しんかい6500」のパイロットを目指す海洋学部海洋理工学科の学生や、阿蘇くまもと臨空キャンパスキャンパスの将来は羊飼いになりたいという農学部動物科学科の学生など全62学科・専攻の学生が登場。見開き1ページに写真を、残りの1ページにインタビュー記事を掲載しており、表紙を含めて228ページというボリュームとなっている。

参考:【東海大学】2026年度版「大学案内」

東海大学

2022年4月、全国7キャンパス23学部体制で学生の教育・研究活動を充実させました

東海大学は23学部・62学科専攻において、人文・社会から理・工学、航空宇宙学、医学、海洋学、農学に至る幅広い分野で研究を行っています。その領域は海底から宇宙にまで及び、現代文明の諸問題にあらゆる角度からアプローチすることが可能です。[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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