中央大学では、2019年5月から2020年1月まで、学部在学生の父母全員が加入する「中央大学父母連絡会」主催の食育支援企画を行う。この企画は、「中央大学父母連絡会」の30周年企画として2018年に初めて実施し、今回で2回目。
「中央大学父母連絡会」は、父母と大学との情報交換を行う恒常的な組織を目指し、1983年に設立。当初は、任意加入の組織だったが、その後、父母による全国的な支部づくりが活性化し、父母連絡会の充実を求める声が学内外から高まったため、1988年から学部在学生の父母全員が加入することとなった。
中央大学は全国18会場に入試会場を設け、首都圏以外からの入学者も積極的に受け入れており、学部在学生の約3割が首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)以外の出身者。そのため、47都道府県に全54の父母連絡会支部が設置されている。このように、全国に父母連絡会の支部が設置されている特色を生かし、今回の食育支援企画では、主にご当地グルメの限定メニューを用意。その食事代の一部は、父母連絡会が負担し、低価格で学生へ提供される。
予定されている提供メニューは、「広島県産大粒牡蠣のカキフライ丼(みそ汁付)300円」、「北海道ジンギスカン定食(サラダ、みそ汁付)400円」、「三重の手こね寿司400円」、「大分とりめし定食300円」など。中央大学では、この企画をよい機会に、学生たちに改めて親への感謝の気持ちを感じてもらいたいと考えている。
参考:【中央大学】在学生のご父母全員が加入する「中央大学父母連絡会」主催 ご父母の思いを込めた食育支援企画を実施 –全国のご当地グルメの限定メニューを学生へ提供