世界最大規模の学生社会起業家コンテスト「Hult Prize(ハルト・プライズ)ビジネスコンテスト」の地域予選会場として、昭和女子大学(理事長・総長 坂東眞理子、東京都世田谷区)が施設提供することとなった。Hult Prizeは世界30か国で予選を行うが、日本では初めて。
Hult Prizeは、ビル・クリントン財団が後援する、世界最大規模の社会事業家コンテスト。120以上の世界中の国や地域の200万人以上の院生・学生が、毎年出される社会課題解決の事業プランをチームで競い、海外メディアでは「学生版ノーベル賞」と紹介されるほど注目度が高い。使用言語は英語。
予選地域は自由に選ぶことができ、予選通過した45チームはイギリスで5週間のアクセサレータープログラムを受けてアイデアをブラッシュアップ。最終的に6チームに絞られ、決勝大会で優勝すると起業資金として 100 万ドルが授与される。日本からは北海道大学、京都大学、国際教養大学、国際大学、九州大学、立命館アジア太平洋大学、東京工業大学、東京農工大学、昭和女子大学、テンプル大学日本校が参加する。
2018~2019 年のテーマは「Youth Employment (若年者失業)」。日本会場での地域予選は、4 月 27 日(土)・28(日)に実施され、昭和女子大学に、世界50か国以上の約50大学から200人以上の学生が集まる。予選は非公開だが、全学生が参加する最終プレゼンテーションは4月28日18時15分から渋谷ヒカリエ9階で各種メディアに公開される。