18歳人口の減少で私立大学の運営に厳しさが増す中、神戸山手大学と関西国際大学が文部科学省の大学統合に関する新制度を活用して2020年4月に統合することを決めた。単科大学の神戸山手大学が学部譲渡して関西国際大学の神戸山手キャンパスになる形で、神戸山手大学を運営する神戸山手学園と関西国際大学を運営する濱名学院も合併する。

 神戸山手大学などによると、両法人は2018年から中学、高校を視野に入れた協力関係の構築を模索して話し合いに入り、文科省も含めた3者協議で大学統合を決めた。神戸山手学園が経営する中学校が定員の5分の1に満たないなどして経営に影響を与え始めたことがきっかけという。新しい学校法人名は濱名山手学院となる。

 文科省は私立大学同士で学部の譲渡ができるよう制度を改め、全国の学校法人などへ通知した。神戸山手大学と関西国際大学がこれに手を挙げた形で、現代社会学部だけを持つ神戸山手大学が関西国際大学に学部譲渡し、関西国際大学の現代社会学部に生まれ変わる。

 関西国際大学は1998年開学で、兵庫県三木市に本部を置き、三木市と兵庫県尼崎市の2キャンパスに保健医療、国際コミュニケーション、教育、経営、人間科学の5学部を置く。統合に伴い、一部の学部が神戸山手キャンパスに移転することを検討している。神戸山手大学は神戸市中央区で1999年開学。当初は女子大学としてスタートしたが、2002年から男女共学に移行している。

参考:【神戸山手大学】神戸山手大学と関西国際大学の大学統合について

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大学ジャーナルオンライン編集部

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