2019年12月4日、学校法人関西学院は、滋賀県に本拠を置く近江兄弟社グループ6法人(学校法人ヴォーリズ学園、公益財団法人近江兄弟社、社会福祉法人近江兄弟社地塩会、株式会社近江兄弟社、株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所、近江オドエアーサービス株式会社)と、社会貢献や国際貢献、教職員・生徒の相互交流などで協力する包括的な連携協定を締結した。

 滋賀県で近江兄弟社を設立した建築家W.M.ヴォーリズと関西学院との関わりは、ヴォーリズが1905年に来日した直後、関西学院原田の森のキャンパス(兵庫県神戸市)で開かれた学生YMCAの会合が最初。その後、1910年、17年の建築基本計画に従って原田の森キャンパスの主要な校舎を設計、建築した。

 兵庫県西宮市の上ケ原キャンパス移転に際しても、甲山山頂と時計台、中央芝生、正門、そしてキャンパス前に広がる農園を抜ける道路を結ぶ直線をはさんでほぼ対称的に配置される全体設計、またスパニッシュ・ミッション・スタイルを基調とする各校舎のデザインといった現在の関西学院の景観の基本を定めるなど極めて縁が深い。そうした縁から、関西学院と近江兄弟社グループ6法人は協定締結に至った。

 連携協定では、今後、”キャンパスを出て、社会に学ぶ”をテーマに町おこしなどハンズオンラーニングの場としての実践、学生のインターンシップ、ヴォーリズ建築に関する共同研究、学校間交流、協定校推薦入学協定の検討などを進めていく方針で合意した。

参考:【関西学院大学】近江兄弟社グループと連携協定を締結~ヴォーリズ建築に関する共同研究などを検討

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大学ジャーナルオンライン編集部

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