2020年5月13日、日本学生支援機構は、6月21日に実施を予定していた2020年度日本留学試験(第1回)の中止を発表した。

 第1回日本留学試験は3月13日に出願が締め切られており、国内16都道府県で2万7635人、国外14か国・地域の18都市で6773人の出願を受け付けていた。しかし新型コロナウイルス感染症の拡大により、国内の試験会場の確保と受験者の感染リスク回避が非常に困難であり、国外でも各国政府による外出禁止令や活動制限令等の発出、試験会場の閉鎖等が行われているため、やむを得ず中止を決断した。

 出願者に今後受験料の返金を行う予定だが、具体的な手続きは追って日本学生支援機構のホームページとメールで案内する。また、外国人留学生入学試験に今回の成績の利用を予定していた大学等に対し、出願者が受験機会を失うことがないよう配慮を要請している。
第2回の日本留学試験は2020年11月8日に実施を予定しているが、情勢に応じ検討する。

 日本留学試験は、外国人留学生として日本の大学(学部)等に入学を希望する人に対し、必要な日本語力及び基礎学力の評価を行うもの。毎年6月と11月の年2回、日本国内と国外で実施している。個別の試験を実施せず、日本留学試験の成績と高等学校の成績等で入学許可を行う大学もある。また、希望する受験者のうち成績優秀者は「文部科学省外国人留学生学習奨励費」給付の予約が受けられ、日本の大学入学後にこの奨学金を受給できる。

参考:【日本学生支援機構】2020年度日本留学試験(第1回)試験実施の中止について

この記事が気に入ったらおねがいします。

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。