文部科学省が取り組んでいる「スーパーグローバル大学創成支援」によって採択された大学において、幹事校・副幹事校である東京大学、慶応義塾大学、千葉大学、立命館大学の4大学が2015年12月7日に初の合同シンポジウムを東京大学 伊藤国際学術研究センターにて開催します。

 「スーパーグローバル大学創成支援」とは、文部科学省が今年から開始した高等教育の国際競争力強化を目的とした国際化や大学改革を断行する大学を重点的に支援する取り組みです。採択された大学は全部で37校あり、世界ランキングトップ100を目指す力のある大学を支援する「タイプA(トップ型)」13校、グローバル化を牽引する大学を支援する「タイプB(グローバル化けん引型)」に24校に分かれています。

 今回開かれるシンポジウムでは、タイプAの中から幹事校である東京大学と副幹事校である慶応義塾大学、タイプBからは幹事校の千葉大学と副幹事校の立命館大学の計4校が参加します。このプロジェクトが開始されてから1年が経過し、初年度となる今年の取組み事例などをそれぞれの大学が報告し、情報の共有はもちろん、問題点や今後の展望などについてパネルディスカッションを展開する予定です。

 また基調講演では、大学評価・学位授与機構顧問スーパーグローバル大学創成支援プログラム委員会委員の木村孟氏が「スーパーグローバル大学創成支援事業を考える」と題して講演を行うこととなっています。

出典:【スーパーグローバル大学創成支援 第1回合同シンポジウム事務局】スーパーグローバル大学創成支援 第1回合同シンポジウム

東京大学

明治10年設立。日本で最も長い歴史を持ち、日本の知の最先端を担う大学

東京大学は東京開成学校と東京医学校が1877(明治10)年に統合されて設立されました。設立以来、日本を代表する大学、東西文化融合の学術の拠点として、世界の中で独自の形で教育、研究を発展させてきました。その結果、多岐にわたる分野で多くの人材を輩出し、多くの研究成[…]

千葉大学

次世代を切り拓く人材を育成。世界に輝く未来志向型総合大学へ

千葉大学は、10学部と7研究科・学府、多数の附属施設のもと専門的な知識や技能及び高い課題解決能力とともに、高い知性や倫理観と豊かな人間性を備え、学際的な視点で国際的に活躍できる人材の育成をめざしています。その基盤となる教養教育の充実と教育活動の国際化を積極的に[…]

慶應義塾大学
立命館大学

グローバル・アジア・コミュニティに貢献する多文化協働人材の育成

1900年創立、中川小十郎の精神を引き継ぎ、建学の精神である「自由と清新」のもと、グローバルな存在感をもち、地域に根ざした私立総合大学です。「未来を信じ、未来に生きる」の精神をもって、確かな学力の上に、豊かな個性を花開かせ、正義と倫理をもった地球市民として活躍[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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