2020年9月26日~27日の2日間、長野県菅平高原でアーチェリーの大会「SUMMER SHOOT’20」の開催予定が発表された。新潟県燕市にあるアーチェリーメーカーDYNASTY(ダイナスティ)が中心となり実行委員会が計画している。新型コロナウイルス感染症の影響により開催が中止となった高校生の全国選抜大会、インターハイ、大学生のリーグ戦の代わりとして成果・戦績を残す目的。

 高校生にとって全国大会は、大学や企業へのスポーツ推薦、AO入試への実績にもなる大切な意味をもつ大会。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、健康面や安全面を鑑み、2020年度の全国選抜大会、インターハイなどは軒並み開催中止となっている。そこで、DYNASTYら有志は、全国大会に変わる大会、大学や企業として新たな人材の発掘の場所となるような大会を「SUMMER SHOOT ’20(サマーシュート ニーゼロ)」と名付け開催することにした。全国から参加申し込みを受付け、高校生・大学生であれば誰でも参加可能とする。

 アーチェリーは屋外、個人競技という特性から密閉、密集、密接いわゆる3密にはなりにくい競技であるものの、政府が5月14日に発表したイベントの開催指針を遵守し、検温機器、消毒用アルコール等の設置など開催準備を進めている。しかし、再度流⾏が認められ、緊急事態宣⾔が発令された場合は延期し日程変更を行う。

 なお、今回の大会は有志が発足したため、資金確保も課題となっている。通常アーチェリーの大会では、競技者が会場費や消耗品費を含めた2000~5000円程度の参加費を支払うが、既存の全国大会のように自治体の支援や学校からの援助はなく、高校生や大学生は個人のお金で旅費交通費等を捻出しなければならない。さらに会場となる長野県の菅平高原は、新型コロナの影響でスポーツツーリズムが活性化する夏秋の時期にキャンセルが相次いでいる。

 これらのことを踏まえ、実行委員会は、学生たちの参加費は無料にし、同時に菅平高原への地域貢献も行うため、現在、クラウドファンディングや賛同する企業からの協賛・後援も呼びかけている。

参考:【DynastyArchery】SUMMER SHOOT’20

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大学ジャーナルオンライン編集部

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