学内入講を禁止しオンライン授業を展開している大正大学は、学生の課外活動について、2020年7月31日まではオンラインを除く活動は原則禁止の方針をとっている(8月1日以降の活動については別途連絡)。
そのため、在学生は活動団体ごとにそれぞれ工夫を凝らし、オンラインでの活動を再開している。茶道部では稽古日に学生と指導員が各家庭からZOOMに接続し、茶道の稽古を実施している。オンラインでのメリットとして「指導者と1対1での稽古となるため、対面よりも集中しやすい。他の部員の点前を見て学ぶことができる」などの声が上がった。
空手道部も、自発的な稽古とするための取り組みとしてZOOMを使用したオンライン稽古を実施している。狭いスペースでも行える基本動作や体幹トレーニングなど、学生自身でその日の稽古内容を組み立てている。オンラインでのデメリットとして「住居環境が異なるため、発声や所作で大きな物音が発生しないよう、メニュー以外に配慮しなければならない事項がある」という声が上がった。
一方、クラブ・サークルの新入生勧誘活動は大学入構が叶わないため実施できていない。そのため通学再開後、新入生が課外活動に興味・関心を持ち入部がスムーズにできるように、大正大学公式HPのクラブ・サークルページに、課外活動団体毎のPR動画を設置している。