日本学生支援機構は「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~」で新型コロナウイルス感染拡大により一時帰国中や渡航できないでいる学生に対し、留学開始期限の再延長など追加支援策を講じることを決めた。

 日本学生支援機構によると、既に採用されたものの、安全確認のために渡航できないでいる学生に対しては、2021年3月末まで留学開始期限を延長しているが、新型コロナに対する不安から2021年4月以降への延期を希望する学生が多いことを考慮し、留学開始期限を2022年3月末まで再延期する。

 新型コロナで一時帰国している学生に対しては、再び留学先へ渡航する際に再渡航のための支援を行う。詳細については9月ごろに各大学へ通知するとともに、日本学生支援機構のホームページなどで公表する。留学採択時の目的が維持できる範囲であれば、留学先の国や地域、留学期間の変更を認める。

 日本代表プログラムの大学生コース、高校生コース、地域人材コースは2020年度の留学生派遣で終了する予定だったが、1年間延長して来年夏以降の派遣を想定した追加募集を行うことも決めた。

参考:【日本学生支援機構】「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~」派遣留学生に対する今後の支援等について(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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