岡山大学は、歯科医療領域でプラットフォームビジネスを展開する株式会社メディカルネットとの共同研究により「歯科医院での新しい口臭センサーシステム」を開発。今回、特許を取得した。

 「歯科医院での新しい口臭センサーシステム」は、検査から診断・治療までをトータルでサポートする仕組み。1歯ごとにセンサー先端部を近づけ、臭気レベルを測定する。現在岡山大学では、口腔衛生状態、歯周病のレベルを検知、診断基準に基づきグラフ化することで将来の疾患予測も視野に入れた研究開発を進めている。

 また、生活習慣の改善するきっかけを作る「未病検査」と「疾患の早期発見」を組み合わせ資本提携している株式会社ミルテルとの共同研究を通じた血液検査等との融合も想定し、新たな病気の発見と、口臭を発生しやすい個人への個別医療アプローチの実現も視野に入れている。

 近年、歯周病原細菌が口腔はもとより、気道や血管を介してさまざまな全身の疾患へつながることがわかってきた。口臭センサーシステムにより、歯周病を未然に防ぐこと、また診断レベルによって、未病、その先の重い疾患を予防していくことが可能になる。

 この口臭センサーシステムは、2020年6月に開催された第11回日本口臭学会で「口腔内局所臭気回収方法の最適化に関する研究」として発表された。

参考:【岡山大学】メディカルネット、岡⼭⼤学と⼝臭センサーを開発し、特許を取得−⻭科医療におけるITを活⽤した新たな研究を進める−(PDF)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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