大学図書館コンソーシアム連合は国際的な情報分析企業のエルゼビアとオープンアクセスの推進につながる購読契約に合意した。エルゼビアが日本を含むアジア太平洋地域でこの種の契約で合意したのは初めてという。

 エルゼビアによると、契約は2021年1月スタートで、大学図書館コンソーシアム連合の会員は従来の購読契約とオープンアクセスを推進する購読契約のいずれかを選ぶことができる。
会員がオープンアクセスを推進する購読契約を選んだ場合、エルゼビアはオープンアクセス出版の際、著者の経済的な負担を軽減するほか、エルゼビアが提供する論文プラットフォームに継続してアクセスできるようにする。

 大学図書館コンソーシアム連合は国立大学図書館協会コンソーシアムと公私立大学図書館コンソーシアムが協力して2011年に誕生した。電子リソース管理システムの共同利用、電子ジャーナルバックファイルの拡充など大学での教育や研究活動に必須の電子ジャーナルなど学術情報を安定して継続的に提供するための活動を推進している。

 大学図書館コンソーシアム連合の細川聖二運営委員長は「エルゼビアからコンソーシアムが掲げるオープンアクセスの目標に沿った提案をいただいた。この合意を日本のオープンアクセス飛躍の一歩としたい」とするコメントを発表している。

参考:【大学図書館コンソーシアム連合】JUSTICEとエルゼビア、OAの目標を支援するための提案に合意

大学ジャーナルオンライン編集部

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