株式会社パソナグループは、コロナ禍における雇用創出と人材育成を目的にしたプロジェクト「日本創生大学校」を開始する。第1弾として、コロナ禍の就職環境に直面する2021年3月以降に卒業予定の新卒未就労者(大学、大学院、短大、専門学校、高校)を対象に、最長2年間パソナグループの契約社員として働き、キャリアブランクを作ることなく、自らの可能性を広げるキャリアを形成するプログラム「ギャップイヤープログラム」を2021年4月より開始する。募集人員は最大1,000名。

 「ギャップイヤープログラム」の参加者は、パソナグループに入社し、最長2年間、働きながら様々な研修プログラムに参加することで、社会人に必要な知識・体力・実行力・協調性・創造性・管理能力などを身に付けることができる。1年目は、パソナグループが兵庫県淡路島で展開する農業事業、各施設の運営サポート等の各種業務に携わりながら、自身の将来のキャリアビジョンを描き、2年目からは、自分が目指す目標に向けて多様な就業コースを選択する。

 また、実務経験のほか、週3日は「日本創生大学校」の研修カリキュラムである、ビジネスマナー・語学・接遇などを学べる「社会人基礎講座」、政治・経済、公共政策などの社会人として必要な一般教養を学ぶ「社会教養講座」などの独自講座、さらには、外部講座として大阪大学「実践グローバルリーダーシップ」、神戸大学「V.School」等、様々な学びの場に参加できる。

 プログラム終了後は、パソナグループの全国拠点ネットワークを活かし、次世代を担う若手リーダーとして様々な地域で活躍できるよう就労・起業支援を受けられる。

 今後、パソナグループでは「日本創生大学校」を通じて、若手人材のみならず、様々な年齢・性別・バックグランドを持つ人の雇用創出や人材育成も行っていく。

参考:【株式会社パソナグループ日本創生大学校 ギャップイヤープログラム~日本の将来を担い、未来を創る若者 1000名 大募集!~

大学ジャーナルオンライン編集部

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