立命館大学経営学部4回生の平賀智佳さんが代表を務める株式会社ABABAでは、2020年11月から、自社で惜しくも採用できなかった学生を企業間で推薦し合うオファー型就活サービス「お祈りメールを推薦に変えるABABA」を開始。2ヶ月で導入企業40社を突破し、企業だけでなく国立大、私立大学のキャリアセンターでの導入もはじまっている。

 「お祈りメールを推薦に変えるABABA」に登録すると、最終面接に進んだものの採用されなかった学生について、面接を担当した人事担当が、どの部分に魅力があるかなどの面接評価を任意で入力。その面接評価や企業の最終まで進んだ実績をもとに、ABABAのユーザー企業からその学生にオファーが届く。

 他社の最終面接まで進んだ学生だけが登録されているので優秀な学生を探す手間を省け、マッチング精度が向上。さらに、人材要件が似た企業の推薦した学生であれば、自社でWEBテスト・1次試験などの採用フローを削減できる等のメリットがある。

 また、最終面接で落ちた学生の自己推薦による登録も受け付けており、最終面接に落ちた就活生であれば誰でも登録可能。登録した学生からは、「最終面接に落ちたときは絶望しましたが、このように目に見える形で最終面接まで進んだことを評価していただけるサービスができたことはすごくありがたいです」「就職活動の中に最終面接という一つのセーブポイントを作りだせることが、コロナ渦で就職活動を進める上で精神的な救いになります」などサービスを歓迎する声が多く届いている。

 本サービスは立命館学園に所属する学生・生徒・児童を対象としたビジネスプランコンテスト「総長PITCH THE FINAL 2020」で総長賞とオーディエンス賞を受賞した。今後は、コロナ禍で就職活動が厳しい状況下において、全国の大学キャリアセンターとも連携し、最終面接に落ちて相談に来た学生にABABAの利用を促す。現在、立命館アジア太平洋大学、岡山大学キャリアセンターで導入が決定している。

参考:株式会社ABABA

大学ジャーナルオンライン編集部

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