秋田大学、株式会社秋田ケーブルテレビ、株式会社ALL-A、株式会社サイバードの4社は、2020年12月1日、「高齢者を対象としたesports実施時の心理・体調変化推定法の開発と解析」の共同研究に関する提携を発表した。
この共同研究は、少子高齢化先進県である秋田県において「e-sports」が高齢者の健康寿命にどのような効果があるのかを研究・解析するもの。得られた結果は少子高齢社会の課題解決、さらには高齢者を対象としたゲームコンテンツの開発につなげる。
サイバードがゲームコンテンツに関する知見の提供し、秋田大学大学院理工学研究科 景山研究室が、画像データ処理、特徴解析、アルゴリズム検討、プログラミングを担当。CNA秋田ケーブルテレビはデータ撮影やシステム構築のための知識を提供し、ALL-Aは高齢者に関する知見を提供する。
研究では、対戦ゲームをしている時の情動等の計測を実施するなど、高齢者を対象としたヒューマンセンシングを行い、「高齢者」×「esports」という観点から表情や目の動きなどの顔から得られる情報、並びに体動などに着目してデータ解析を実施。esportsが高齢者に対してどのような効果があるのかを科学的に明らかにする。
参考:【秋田大学大学院理工学研究科・理工学部】本研究科 景山 陽一教授と秋田ケーブルテレビ、ALL-A、サイバードのe-sportsにおける共同研究の提携について