城西大学経営学部4年、陸上競技部主将の鈴木涼太選手は、2021年5月1・2日にポーランドのシレジアで開催された世界リレーに日本代表として出場し、400mリレーで銅メダルを獲得。また、OBの佐藤拳太郎選手は1600mリレーで銀メダルを獲得した。

 鈴木涼太選手が2走を務めた日本チームは、1日の予選を全体7位で通過し、2日の決勝は5位でフィニッシュしたが、2位と3位のチームが失格となり、繰り上がりで3大会ぶりの銅メダルを獲得した。4×100mリレーは東京五輪の出場権をすでに獲得済みで、今回は若手のチームで参加した。

 また、4×400mリレーの決勝で3走として出場したOBの佐藤拳太郎選手(2016年度卒、富士通)は、シニアの世界大会では初の上位入賞となる銀メダル獲得に貢献。併せて東京五輪の出場権を獲得した。

 鈴木選手は、試合後『坂井(隆一郎)さんが脚を攣っていることは知っていた。そこの部分で加速ができなかったので、(3走の宮本)大輔へのバトン(パス)がうまくいかなかったのかなと思っている。(先着した2カ国が失格になる)ハプニングはあったけれど、そういうバトンのところをしっかり対応できたから、3位という結果を得ることができたのだと思う。今後の課題としては、走力が他の国の選手に負けていると感じたので、(自分の)タイムを上げていき、次に日本代表になるときには、もっといい走りができるようにしたい』と話した。

参考:【城西大学】<世界リレー>鈴木涼太選手が400mリレーで銅メダル獲得 OBの佐藤拳太郎選手は1600mリレーで銀メダル

大学ジャーナルオンライン編集部

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