武蔵野大学は、「学部・修士課程一貫プログラム」を2021年4月から開始した。学生は4年次に大学院科目を先行履修することで、修士号を大学(学部)入学から最短5年で取得することができる。
近年、高度な科学技術の発展とともに知の専門化や細分化が進んでいる。国際競争が激化する現代社会は2040年頃までに構造が大きく不可逆的に変化することが予想されており、新たな学問分野や急速な技術革新に対応できる人材が求められている。
そこで武蔵野大学では2012年度から薬学部6年次の学生が薬科学研究科修士課程の科目等を履修できる「学部・修士課程一貫プログラム」を先行実施してきた。
そして2021年4月、さらに学生の修士課程進学の思いに応えるため、他学科でも「学部・修士課程一貫プログラム」を開始。学生は4年次から科目等履修(年間15単位を上限)することで大学(学部)入学後、最短5年(学部4年+修士1年)で修士号を取得できる。
本プログラムを通して学生の修士課程への進学を積極的に奨励し、高い専門性を身につけられるようにする。また、最短5年という短い期間、かつ学費を抑えて修士号を修めることができるようにする。
参考:【PR TIMES】【武蔵野大学】学部生が大学院科目を先行履修し専門性を高める「学部・修士課程一貫プログラム」を2021年4月より本格開始!