和洋女子大学は12月3日、リオデジャネイロパラリンピックのウィルチェアーラグビーで銅メダルを獲得した官野一彦さんを迎え、無料講演会を開く。2020年に開催予定の東京パラリンピックに向けた国と地域、選手らの課題を語ってもらう。
和洋女子大学によると、官野さんの講演は「リオから東京へ -選手の視点から伝えたいこと-」。千葉県市川市国府台の和洋女子大学東館16階第1会議室で、午後0時20分から1時間余りを予定している。講演の終了後は質疑応答も受け付ける。
官野さんは1981年、千葉県生まれ。小中高と野球に打ち込んでいたが、サーフィン中の事故で頸椎を骨折し、車いすでの生活を余儀なくされた。知人の紹介でウィルチェアーラグビーに転向した。
日本代表には2007年に選出され、前回のロンドンパラリンピックに出場、4位に入った。2013年には日本代表のキャプテンを務めたほか、2014年の世界選手権デンマーク大会でも4位に入賞。リオパラリンピックでは悲願の銅メダルを獲得している。RIZE CHIBA 所属。
受講は無料だが、事前の申し込みが必要。電子メール、はがき、ファクスで、11月29日午後4時までに申し込む。定員100人で、定員を超えた場合は先着順となる。車いすでの来場も事前連絡があれば可能。