北里大学と東京都市大学は学術研究や学生、教職員の交流を進める連携協定を締結した。相互連携で両校のさらなる発展を目指すとともに、わが国の学術、産業の振興と人材育成に寄与する。

 北里研究所によると、連携項目は学術研究、学生の交流、教職員の交流、地域社会の発展、国内外の機関との連携など。北里大学で開かれた協定書の調印式には、北里大学の島袋香子学長、東京都市大学の三木千壽学長が出席し、協定書に調印した。

 北里大学は、「近代日本医学の父」と呼ばれる北里柴三郎氏を学祖と仰ぐ生命科学の総合大学で、1962年の創立。東京都港区、相模原市南区、青森県十和田市にキャンパスを置き、医学部、薬学部、理学部など8学部に約8,700人が学んでいる。

 東京都市大学は1929年創立の武蔵高等工科学校が前身。1949年の学制改革で武蔵工業大学となり、2009年に東京都市大学に名称を変更した。東京都世田谷区、川崎市麻生区、横浜市都筑区にキャンパスを持ち、理工学部、人間科学部、メディア情報学部など8学部に約7,900人が学んでいる。

参考:【北里研究所】北里大学と東京都市大学が連携に関する協定を締結~学術研究、学生・教職員の交流、地域社会の発展などの分野において相互に協力~

北里大学

生命科学の総合大学として4つのフィールドから総合的にアプローチ

北里大学は、病院や研究所、大学院、専門学校など多様な組織を持ち、有機的な「知」のネットワークで、生命科学のフロンティアを一歩ずつ切り拓いています。生命現象を解明するために4つの分野、「生命科学の基礎的研究を行う分野」「動植物と環境に関する分野」「人間の生命と健[…]

東京都市大学

理工系DNAを持つ総合大学。時代と社会が求める「未来を変える」学びが始動

創立90年を超える東京都市大学は、2023年4月、横浜キャンパスに8学部目となる情報系学部「デザイン・データ科学部」を新設し、2キャンパス8学部18学科体制となりました。関連分野では相互に連携しながら教育・研究を進めています。専門の学習・研究に直結した実践的な[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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